その模試、ほんとに受ける必要ある?
色々な予備校などが、多様な模試を実施しているが、ほんとうに受ける必要があるかをちゃんと検討したほうがいい。志望校と問題の傾向など、しっかり確認してほしい。
例えば、私大一本に絞った場合、そもそも共通テストの模試受ける必要ある?ましてや、記述式の模試を受ける必要ってほんとうにある? ということを真剣に考えてほしい。
なぜなら、模試を受けるとその前の模試対策、受けた後の復習など、諸々を考えると、1~2週間は参考書の勉強が止まってしまう恐れがあるから。
模試を受けたあとは、基本的にできなかった問題の関連分野を全部復習する。間違えた問題の解き直しだけでは不十分だ。数学の数列分野の問題ができなかったら、使っている参考書の数列分野をすべてやり直す。
こうしたやり方で復習をすると、大体、1教科で2~3日はかかる。私大向け3教科の場合は、全教科を復習するのに 6~9日かかってしまう。そうすると、予定していた参考書の進捗が遅れてしまうという弊害が発生する。
だから、受ける模試を絞る必要があるというわけ。
目的を明確にする
自分たちの場合、模試は試験の雰囲気に慣れることを第一の目的と考えた。
私大一本に絞っていたので、MARCHレベルの私大向けにフィットする模試がなかったこともあり、受けた模試は、5月、7月の全統共通テスト模試、9月の駿台・ベネッセ模試だけ。模試を受けてる暇があったら、参考書の勉強を徹底したほうがいいとの判断だ。
それから結果はまったく気にする必要はない。むしろ、できない分野が明らかになったと喜べばいい。
結論
模試は受けなくていい。受けるならば、目的を明確にし、受ける模試を絞ること。
あと、結果はまったく気にする必要はない! これは断言できる。