明治大学逆転合格へ 偏差値41からのスタート
息子はスポーツ推薦で高校に入学したため、1年生から3年生の夏のインターハイ予選まで部活漬けの毎日。当然、勉強などする暇もなく、高校3年生の5月の段階で河合塾の第1回全統共通テスト模試の偏差値は41。判定は当たり前のようにE判定。生物に至っては、驚愕の偏差値30を叩き出した。
そんな状態ではあったが、インターハイ予選での敗退をきっかけに、6月半ばから本格的に受験勉強を開始した。
息子には塾に行ってもいいよと薦めていたが、本人が塾は行かないというので、塾なし受験をすることにした。兄弟2人ともが私立の学校に通っていたので、お金の心配をしていたのだと思う。
第一志望は明治大学。これ以外は考えていないとのこと。でも、本人、どこから勉強に手をつけていいかわからない有様。そこで、息子の大学受験を全面的にサポートすることを決意。「いやなことを言うこともあると思うけど、ほんとに信じてがんばれるか?」と息子に問う。「がんばる!」というので、そこから9か月にわたる塾なし受験勉強がスタートした。
そして、合格発表
そして運命の合格発表。「合格したよ。」との連絡がスマホに届く。「がんばったのはお前。おめでとう。」
親バカながら、本人よくがんばったと思う。試験が終わって帰ってきたときに「ぜんぜんダメだった」と言っていたが、なんとなく合格するという確信めいた予感があり、飛び上がるほど嬉しかったかというとそうでもない不思議な感情だった。
このブログでお届けしたいこと
このブログでは、合格までに実施したことを振り返ってみる。巷にあふれている、「こうすれば合格する」などではなく、これまでやってきた情報収集、分析、合格戦略、勉強計画、勉強方法、ツール、メンタル、生活などの等身大の情報を少しずつ公開しようと思う。少しでも受験生とその親御さんのお役に立てれば幸いだ。
なお、受験した学部は農学部ではあるが、情報収集、戦略、勉強計画、勉強方法、参考書など受験に対する考え方は、どの学部を受験する場合でも同じ、つまり一般化可能だと考えている。また、農学部の情報は非常に少ないので、農学部を志望する受験生に対しても役立つようにしたい。